さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

放射線技師

職業選択は投資である。国家資格持ちこそ、本業以外で稼ぐ成功体験が必要な2つの理由

私は病院で働く放射線技師です。この仕事は国家資格免許が必要な職種です。 免許さえあれば生きていけることは国家資格の最大の強みですが キャリアチェンジが難しいというデメリットもあります。 職業とは一種の投資商品です。 働き続けることは その投資商…

薄給のエッセンシャルワーカーである医療従事者のあなたへ。あなたの抱えるモヤモヤの正体は何か?

最近はコロナウィルスによる規制も緩められてきています。海外旅行はいまだ遠いですが、国内旅行や音楽フェスや夏祭りなどのイベントも復活しつつあり、終息の近づきを感じます。 世間一般的には都道府県間の往来も自由で、職場内でクラスターの発生が起きな…

昨今の医療系養成校の乱立について思うこと。落ちぶれる国家資格。

放射線技師という仕事はコスパがいいと私は考えています。 これは時間外労働が少ないことと、その割には安定していることが挙げられます。 医療系の国家資格は全般的にこのような特徴があり、 比較的コスパがよい、あるいは生産性の高い職業です。 具体的に…

労働時間から考える、放射線技師という職業の隠れた魅力

病院の営業時間は8:30-17:00となっている施設が大半です。 個人の医療機関であれば、前後することはあっても これ以上に営業時間が長い病院というのはあまりありません。 大きい病院というのは公的機関を感じさせる部分があり 勤務時間も役所のような公的機…

【放射線技師のキャリア戦略】非常勤採用入職は使いよう。妥協で正職員になるな。

イメージしてみて下さい。 あなたは就職活動中の学生です。 求人票を見ていて、めぼしい職場が2つ見つかりました。 いずれもほとんど条件です。 唯一違うところは 一つは正職員で、もう一つが非常勤職員という点です。 この2つの選択肢がある場合 ほとんど…

医療は倫理的に儲けるべきではない、という外野に対する反論意見

赤字の病院は全体の70%を超えています。 そして、大きな病院ほど赤字を脱出することは難しい現状です。大半の公的病院は赤字でも公共のインフラとして存在しており、その赤字を補填するためには大量の税金が投入されます。そして、都市の財政を圧迫している…

病院経営に学ぶ、家計の財政健全化術

厚生労働省の病院の経営収支によると黒字病院は全体の29.7%、赤字は70.3%であると報告されています。 そして黒字と赤字の差が大きく開いている現状であり、大きな病院ほど経営が厳しくなっています。 安定した経営のためにはコスト管理が重要だと言われてい…

【放射線技師向け】安定した仕事に身を置くことのリスク。定年が延長する未来に向けて副業をしよう!

現在、大学生に人気の職種は 1位 地方公務員 2位 国家公務員 3位 グーグル という発表がありました。(リスクモンスター、2021年卒対象) そして1位と2位をあわせると 全体の43.5%が公務員の仕事をあげたという結果です。 高校生に関しては 男子の1位がエンジ…

マッチングアプリで凹んだ話。人気会員と比べて気づいた私の凹みポイントは何か。

コロナが流行して以来、若者の出会い方には大きな変異がでてきました。 かつては週末ごとに合コンが開かれ、職場で開かれる大人数の飲み会は季節の風物詩でした。 それがコロナにより、不特定多数とマスクがない状態で会話を楽しむことは非常にリスクの高い…

技術屋と職人の違いは何か?技術の発展と技術屋の今後を推測。北野唯我さん「転職の思考法」を読んで。

私は放射線技師として働いています。 放射線技師は、撮影装置ありきの業務となっていて レントゲン撮影の装置やマンモグラフィのような小さなものから MRI装置やCT装置などの大掛かりな装置まであります。 放射線技師の業務はかつては技術屋としての色が非常…

Voicy 学びの引き出しはるラジオを聞いて思ったこと。国家資格を要する仕事の良さはなにか?

私は病院で働いている現役の放射線技師です。 放射線技師として就職するには、専門の養成校に通い、国家試験を受け試験に合格する必要があります。 先日、営業職の友人と話していて、その友人が「資格持ちはやっぱり強い」と話をしていました。私はあまり自…

放射線技師の就活問題とレイシズム

今日は放射線技師を取り巻く就職活動と 就職活動ですべきことについて解説します。 放射線技師という職業を知っていますか? 放射線技師の業務は主にX線を取り扱う医療行為です。 レントゲン撮影やマンモグラフィ、バリウム検診 CT検査やMRI検査などが挙げら…

伊賀泰代さん「採用基準」を読んでみて。医療職のキャリア形成のために大切なものは何か?

私はもっと社会のことを知りたい。 経済や社会はどうやって回っているのか?というやまぬ好奇心は、学生時代に社会を見てこなかったことの裏返しで、これは医療従事者に共通して漂う世間知らず感なのではないかと思っている。 最近、伊賀泰代さんの著書「採…

放射線技師の育休を取り巻く諸問題と私が願うこと

病院で働く放射線技師の悩みについての話。 放射線技師の大きな悩みは、育休問題と時短勤務問題があります。 病院で診察をする患者は外来患者と入院患者に分かれます。 検査全般は、手術入院の前段階で撮影します。 それから治療の手法を決めていきます。 こ…

放射線技師の業務拡大とそのインセンティブ

総合病院で黒字経営の病院はどれほどあるだろう。まして、黒字でかつ従業員の給与もそこそこな職場がどれほどだろう。 医療分野でも学歴偏重社会は止まらず、これは技術の高度化により担い手のレベルが上がってきたことは考えられるが、大学院卒でないと人…

【読書感想】病院の悩みと放射線技師が願うことについて。医療面における社会保障の問題点とは何か?

「教養としての社会保障」という本を読みました。 非常に勉強になったので、今日は社会保障について話します。 ☆この本がオススメの人 20代の若い人 社会保障への関心がある初心者 日本の未来に対して暗い気持ちを抱いている人 ========= (function(b,c,f,…

年功序列どん詰まりキャリアのあなたへ

日本の労働者層は団塊世代が非常に多く 従来型の日本企業は終身雇用であり 社風として新しい風が吹きにくい傾向にあります。 さらに、新卒至上主義である日本型の会社は この年齢構成の変化が起きにくいと言われています。 また、外資系企業と比べて実力主義…

ブログの決意とテーマ

はじめまして。さとしといいます。 このブログを始めることを決めたきっかけは 私の人生において譲れないものが見えてきて そのことを忘れないようにしよう、と思ったからです。 はじめに簡単に自己紹介をします。 私は、放射線技師として医療現場で現在勤務…