さとブログ

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【放射線技師向け】安定した仕事に身を置くことのリスク。定年が延長する未来に向けて副業をしよう!

現在、大学生に人気の職種は

1位 地方公務員

2位 国家公務員

3位 グーグル

という発表がありました。(リスクモンスター、2021年卒対象)

 

そして1位と2位をあわせると

全体の43.5%が公務員の仕事をあげたという結果です。

 

高校生に関しては

男子の1位がエンジニア・プログラマー(6.7%)

2位が公務員(6.0%)

3位は会社員

 

以後学校教諭、看護師、医師、薬剤師、保育士と続いていきます。

女子は

1位が学校教諭(6.0%)

2位がエンジニア・プログラマー(6.0%)

3位が薬剤師

以後看護師、美容師、保育士、医師、

動物園の飼育員となっています。(学研総合研究所2021年12月発表より)

 

この結果から見て取れることは

彼らが安定志向なことです。

高校生の時点で公務員や医療系などの国家資格を要する職業が多くを占めています。

そして大学生になると転勤のない地方公務員や

居住地に自由度のあるグーグルなどの

情報系の分野が好まれるようになってきているのです。

 

私は社会人生活をしてきて、1度の転職と1度の転勤を経験しました。

社会人歴としては中堅社員に差し掛かってきたところです。

放射線技師として勤めてきて、日々思うことがあります。

それは、医師を除いた医療系職員は

みな受動的な働き方以外あり得ないということであり

人生100年時代の生き方としてふさわしくない

ということです。

 

例を挙げます。

放射線技師は患者の写真を撮ろうと思う場合

医師の指示がなければ撮影ができません。

胸部写真に所見があって、追加で撮影したほうがいいと思っていても

資格の特性上、医師に連絡して判断を仰がない限りは撮影してはいけません。

 

現在はチーム医療の重要性が説かれていますが

それとこれとは別で、あくまでも医師の指示のもと

というのが医療職について回るのです。

 

放射線技師の撮影オーダーは医師が入れない限り増えることがないので

その特性上、仕事はオーダーが入ることを待ちます。

つまり完全に受け身型の仕事なのです。

公務員に関しても同様でしょう。

窓口対応は発生した問題への解決であり

それに対しての対応策を練ることです。

新たに何かを生み出すような積極性のある仕事は

全体のバランスを見るに少ないです。

 

 

では受け身型の仕事の悪いところは何でしょうか?

仕事を待つ、という受動的な仕事というのは

構造的に能力成果主義になり得ません。

医療においても、医師は出来高制になっていますが

それ以外の職種は普通のサラリーマンのような給料体系となっています。

 

公務員や医療系職種のいいところは安定していること。

つまりごはんが食べられなくなることはないということです。

牧歌的でよいですが、裏を返せば頑張った人や

優秀な人は報われないということになります。

 

つまり、内発的なモチベーションを上げることが難しいのです。

誤解を恐れずに言えば腐敗しやすい環境だということになります。

 

 

私が新卒のときに働いていた大学病院は

40-50代のベテラン技師も多くいたのですが

彼らは勤務中でも平気で仕事をサボっていました。

それはどんなに仕事をサボっていても

それが業績に跳ね返ることがない環境だからです。

 

私はその職場で、20年後に働き続けている姿を想像しました。

そのとき、上司のような働き方でごはんを食べていきたくないと固く決心しました。

 

 

私と同じような考えを持つ人がいるのなら

その人は能動的な働き方を経験すべきだと思います。

つまり、安定的でない仕事にトライしてみるべきだということです。

 

副業だからこそ能動的な働き方をしましょう。

自分の力で稼ぐという成功体験を得ることが重要なのです。

 

私はもともと副業に興味があって

現在進行形でせどりやセルフバックにも取り組んでいます。

ともにお小遣い程度に稼ぐことができましたが、その過程がとても大事でした。

 

自分で何らかの方法論を組み立てて稼ぎ出すということ

非常に重要ですし、このように考えることは非常に楽しいからです。

 

つまり能動的な仕事のなかに楽しさがある状態というのが最強の働き方なのです。

 

このような働き方を経験すれば、仮に副業がダメで本業一筋になったとしてもポジティブな生き方ができます。

 

「あの時副業をやっておけば、こんなつまらない仕事を一生やらないで済んだのに…」

 

などと自分に対して呪詛を吐きつづける生き方はしないはずです。

むしろ今している仕事に対して

誇りをもって取り組めるはずです。

 

 

だからこそ、いまある安定した仕事に

疑問を感じたらそこから飛び出すことを惜しんではなりません。

能動的にかかわっていける仕事に足を踏み入れるという行為こそが

あなたを漠然と襲う危機感を救うのです。

 

 

そしたらまた。

 

 

☆国家資格所有者こそ、本業以外で稼ぐという体験が重要です。

詳しくはこちらのコラムからどうぞ。

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

放射線技師に向いている副業はブログや配信などがオススメです。

なぜ技師にオススメであるのか解説しています。こちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com