さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

放射線技師の業務拡大とそのインセンティブ

 

総合病院で黒字経営の病院はどれほどあるだろう。まして、黒字でかつ従業員の給与もそこそこな職場がどれほどだろう。

医療分野でも学歴偏重社会は止まらず、これは技術の高度化により担い手のレベルが上がってきたことは考えられるが、大学院卒でないと人気のある病院や大都市の公務員職に就職できなくなってきている現状にモヤモヤする。

また、返って大学院卒になるとむしろ就職全体の幅は狭まり、勉強だけできるだの、プライドが高いだの言われるのは偏見ではないだろうか。

もはや博打、就職ガチャである。

 

高い学歴は求められて、それに見合う給料がマネタイズできないのは致命的な気がしている。

業務が拡大するなら、職種間の業務の線引が曖昧になって各職種がいろいろな手技ができるようになるならこれは報酬に反映されてしかるべきだと私は思う。

過去よりも覚えることは多くなる割に見合っていない報酬に異議を唱えると、報酬で解決するなんて厭らしいとか言ってのらりくらりと躱される。

 

能力の高まりに応じて報酬が反映されるのは当たり前だと言いたい。

医療機関は患者の利益を優先すべきだが、だからといって自らの利益、職員の利益を増やしたっていいと思う。

このようなことを大きな声で言うことが許されないような空気感が病院には漂っていて、そこがこの業種に対して疑念を持つ部分である。

 

この仕事に限らず、みんな自分の利益を追求していいはずだし、私は声高に主張していきたい。

 

そしたらまた。