さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

良い人という枠からはみ出そう。魅力的な人の黄金比は8割の共感と2割の自己主張。その理由について

相手からよく思われたいがために
他人に合わせすぎること、ありませんか?

 

私はついつい相手に合わせすぎてしまいます。
初対面の相手などと話す機会があると
相手の言動、一挙手一投足を気にかけるあまり
別れたあとにドッと疲れが出て
無気力になることがあります。


相手の気持ちを想像して
同意する能力は共感性と呼ばれ
重要なビジネススキルだと語られます。

ですが、本当に共感性ばかりが
偏重されるべきなのでしょうか?
私はこの傾向に違和感があります。
これが妥当ならば、私たちが感じる疲労感も妥当なのでしょうか。

 

仕事において円満な人間関係のためのイエスマンは健全であるか?

あなたにとって
職場に求める条件で一番大事なものはなんですか?
実は、給与よりも人間関係を重視する人のほうが多いです。

人間が社会的な生き物である証拠ですよね。
それほどに誰もが他者との関係性で悩み葛藤しています。

 

不用意に波風を立てたくないという思いが根底にあるから

誰もが他人の意見に流され気味になります。

誰もがイエスマンになってしまうのです。

 

自分の考えがあり、人の意見に対して
頑とした反対意見を指し示すことは
非常に勇気のいることであり、簡単に真似できることではありません。
そのため、誰もが正面切ってぶつかろうとせず
事なかれ主義になりがちです。

 

少しずつ溜まっていく不満に葛藤しながらも

組織における円満さを理由に我慢する人が多くいます。

誰もお願いしていないのにも関わらず

黙っていることが大人だ、社会人だからというような発言をして

不満を再生産する上司がいたのを覚えています。

 

私は仕事において完全なイエスマンというのは嫌です。

せっかく人間は言葉で交渉できるのだから

お互いにとって一番気持ちよく仕事ができる関係性でいられるように

落としどころを探るべきではないでしょうか?

どちらかが耐えているような構図には限界があります。

 

 

共感してくれるだけの相手は頼りがいのないただの良い人、友達であり恋人にはなれない。

ではプライベートについてはどうか?

 

あなたは人によって態度を変えているときはありますか?

いや、プライベートにおいて会うと疲れるような人はいますか?

 

もしもいるのなら、あなたがキャラクターを演じているからかもしれません。

相手に嫌われたくないという想いは非常に可愛らしいのですが

結局のところあなたが見せている姿は自分のもつペルソナの一枚にすぎません。

 

好きな人を前に嫌なことを嫌だと言えない人は案外多くいます。

これは自分の本心のすべてをさらけ出せていない証拠ですよね。

つまり、恋愛関係においてイエスマンなのです。

これではいけない。

 

恋愛のはじめの段階において、相手にとことん共感することが大切だ

と書かれている文章をときどき見かけます。

確かに共感することは大切ですが、それ以上に必要なことは

しっかりと自分の自己主張をすることです。

 

嫌いなものは嫌いだとキッパリ言うといいです。

それは真っ向から否定されると

言われた側は必ず「なんで?どうして?」とその理由を探ることになります。

図らずしも相手が自分に対して興味を持つようになります。

好きの反対は無関心と言いますが

自己主張によって、興味のない人から興味深い人へステップアップします。

つまり、相手の恋愛メーターにおいて好きに一歩近づくということですね。

 

また共感してくれることは嬉しくても、完全に共感してくれる相手というのは

むしろ嘘っぽくて本人の考えも見えないし、腹の底が見えない感じがしませんか?

 

だから私は共感が8割、2割が自己主張でいいと思うのです。

関係性において快適さを求めるのであれば

自然と相性がいいなと思う相手はモノの見方や考え方が似通ってくるでしょう。

だから自分の気持ちに嘘をつかず、本当に自分と考えが違う点を

しっかりと主張すればいいのです。

 

人は自分と全く同じ相手がいたとしたなら

恋愛関係になろうとか結婚しようとか思いません。

自分のクローンのような相手がいたら、ときめくよりも先に

なんだか気味が悪いと感じるほうが自然ですよね。

だからこそ、100%共感されることには違和感があるのです。

 

友人でも恋人でも価値観がずれているところに面白さがあるのです。

自分と異なる価値観に対して

この人の考え方は本当に素敵だなと心を惹かれたり

この人の物事の捉え方はすごく前向きで自分も真似したい

と心を揺れ動かされるから他者と触れ合いたくなるのです。

 

私たちは相手に自分を肯定してくれる共感を求めつつも

頑として相手の意見を突っぱねる

自己主張のある確固たる自分を持つ相手に魅力を感じます。

 

だからもっと素直に自分を表現することを恐れてはいけないのです。

素直に自分を表現したほうがあなたらしくて魅力的なんだから。


そしたらまた。

 

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