さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

料理なんて作らなくていい 自炊をやめて得られることは何か 料理にも生産性の高さが必要

あなたは自炊を続けていますか?

私は働き始めてから5年以上のあいだ

お弁当づくりも兼ねて自炊を続けています。

 

新型コロナウイルスの流行に伴い、自炊ブームが到来しました。

美味しいものを食べたいという思い、免疫力を高めたいという考え

手の混んだ料理をおうちでも食べたいという潮流があります。

 

私もそう思っていて、気合を入れて料理をつくっていました。

 

 

3年近くこの生活をしていると

ちゃんとしたごはんをつくるという考えに固執してしまい

料理をすることが義務的に変わってきて

徐々に料理することが億劫になり、楽しさが薄れてきました。

 

 

私は費やした時間もコストとして換算すべきだと考えています。

くわしくは次のコラムで解説しました。

こちらからどうぞ。

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

現在、全国の最低賃金の時給平均は930円です。

これを参考にコストを計算します。

 

 

料理に必要な過程と時間を考えます。

まず作る料理を決めます。

献立を決めたらスーパーに買い出しに行きます。

買いたいものが売ってないときや割高である場合は適宜修正します。

その場で改めて考え直したり、代用案を検討します。

帰宅すれば購入した食材の調理です。

煮たり焼いたりする工程を経てはじめて料理が完成します。

 

これでやっと食事にありつけます。

ですが、これで終わりではありません。

料理の過程で使用した調理器具は洗う必要があり

干して乾燥させる必要があるからです。

 

自炊は節約のためだという思いはありますが

続けていると退勤後の時間はあっという間に終わります。

日々時間に追われている感覚が否めません。

 

 

私は毎日18時前には帰宅していますが、食事の時間は概ね20時頃です。

少なく見積もっても一時間半ほどの時間を要していることは確かです。

 

この家事労働に相当する報酬を全国平均をもとに計算すると

1時間半では1395円の報酬となります。

 

私の場合、一回の自炊で翌日のお弁当も作るので

1食あたり700円程度の労働という計算になります。

加えてこれに食材費を加味したものがコストの全容です。

(光熱費や交通費は無視するものとします)

 

つまりコストは

自炊 = 食材費 + 家事労働(700円)

となります。

 

 

次に外食を考えます。夕食を定食屋で食べるとします。

私の住むまちの定食屋は概ね800-1000円程度のお店が多くあります。

外食の場合は買い物、調理、後片付けといった家事労働は0円になります。

 

よってコストは

外食 = 注文した料理 

となります。

 

 

時間の分だけ生産的な活動ができる場合、

1食あたりのたった100円ほどを上乗せすれば

平日における1時間半の可処分時間が生み出せるということになります。

これは非常に魅力的だと思いませんか?

 

 

東京ではこの定義が当てはまらないと思う人もいるかもしれません。

ですが、私はその土地の賃金をベースに計算すべきだと思います。

物価も給与水準もすべて最低賃金に影響を受けるのであって

この水準は全国で均一ではないからです。

 

また食生活の問題点もあると思います。

昼はコンビニ弁当、夜は外食の生活を毎日続けることは健康的ではありません。

その考えは最もなことで私も同意します。

 

 

だからこそ私は自炊の生産性を上げるべきだと考えます。

どうやって生産性をあげるか?

 

それは家で作る食事はヘルシーな料理に特化させるということです。

例えを次に列挙します。

  • 野菜はシンプルに茹でたものをいただく
  • 魚も焼いたものをそのまま食べる
  • 納豆や瓶詰めを有効活用する

 

旨い料理というのはおしなべて手間のかかる料理です。

そういった料理はプロに任せてしまえば失敗もないのです。

 

そして、常備菜をつくること。

お弁当も一回の自炊で複数作れるように、作り置きをする。

これによって一回分の自炊労働の生産性を上げることができます。

 

生産性の高い自炊労働はお弁当作りに学べることが多いです。

 

小林カツ代さんの本がとてもよかったので、

次のコラムで解説しています。

興味があればこちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

また、闇雲な思考を使わないと言う意味で

お弁当の献立化も有効です。

 

曜日ごとに食事を決めるというのも習慣化すれば嫌ではないはずです。

給食だって曜日によってレパートリーが決まっていましたが

特に飽きたりということはありませんでしたよね?

いざ始めてみれば慣れてくるものです。

 

 

コロナになってからエフォートレス自炊が流行り始めました。

これは頑張らなくても作れる

心の負荷にならない自炊をしようということです。

エフォートレス自炊については次の記事で解説しています。

こちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

自炊の生産性を高めることで浮いた時間の使い道は自由です。

好きなことに打ち込んだり、資格取得のための勉強に励んだり、

副業に取り組んだりできるのです。

 

もしも失敗してもその経験は自分の糧になります。

可処分時間を活用することは自分自身の資本になるのです。

 

 

自炊疲れは正常な心の働きです。

もっと取り組みたいことがあるという心の自然な働きなのです。

自分自身が大きな転換点にいるんだという心の奥底から出ているシグナルであり

無視することなく耳を傾けましょう。

 

 

そしたらまた。