さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

プライベートの生産性について考える。生産性と特化すること。生活の中における自分の中のスキキライを明確にしよう。

あなたは生産性について意識したことはありますか?

生産性が高い=冷徹

と捉えられる機会は少なくありません。
そしてここに事実とのズレがあります。

 

生産性の高いと血も涙もなくなるのではありません。

血も涙もない彼らは、ただ冷血なだけです。

生産性が高い人も確かに切り捨てることもあるでしょうが

現実的なラインを探ったり

憂えている暇があれば建設的な議題を考えるでしょう。

 

つまり最短で結論に至ろうと努める人が生産性が高いのであって

その考え方のズレが冷たい人間という虚像を生み出しているだけの話です。

 

 

生産性を高めることを常に意識するべきです。

時間を効率的に使うためです。


そして、生産性を高めると決めたら同時に

生産性を度外視できることを持つことが非常に重要なのです。
なぜそのようなものが必要なのかについて、解説していきます。

 

 

社会に対する「世知辛さ」の正体

 

なぜ生産性を度外視できることを持つことが重要なのか?

それは社会で生きていくには生産性が求められるからです。

 

会社の目的とは何か?

細かい内容の相違はあれど

利益の最大化という点では必ず共通しています。

生活を豊かにしていくには、収益を上げるということは必要です。

少なくとも現状維持であって、収益を減らすことが直接的に

生活の豊かさになることはありません。

 

人には24時間しか一日の時間はありません。

そんな中で、収益を上げるための方法は次の二つです。

前者は簡単ですが、長時間働いてもなお同じだけの精度を保てるか?

という視点が欠けています。

結果的に疲弊してしまいます。

それに対して単価を上げる方法は、時間が変わらず

その中で高い付加価値を生み出すということになります。

 

少子高齢化社会において同じだけの価値を維持、あるいは向上させるには

生産性の高さを担保するほかに手はないのです。

 

より豊かになりたいという人間の願望を満たすには

生産性を向上するということが大前提となります。

 

このようにして現代の日本人は生産性を高めろと

事あるごとにいろんな場所で言われ疲弊しています。

  • 毎月越えなければいけないノルマ
  • 超過勤務せず時間内に終わらせなければいけないタスク
  • 手当のコストカット、職員の高コスパ

 

思い当たる節はありませんか?

このような部分に「世知辛さ」を私たちは感じているのです。

つまり何でもかんでも生産性ばかりを

求められる社会には息苦しさを感じる部分があるのです。

 

生産性を上げることの本質とは何か?農作物の輸出入から考える。

 

生産性という言葉はときおり
間違った解釈で認識されると話をしました。

 

では正しい意味での生産性とはなにか?
これは無駄な部分をバサバサ切り落とす
民主党時代のようなコストカットではありません。

 

生産性とは
「一位じゃないからやめろ」ではなく
「その分野の並み居る競合相手比較してどうか?」
というところにあります。

 

生産性については

絶対的なものではなく相対的なもので考えるべきです

労多くして1位という絶対的なものよりもを獲得するよりも

自分の労力が少なかったり、センスがあるような分野で

他者と比べて比較的上位である分野を進めばいいのです。

 

すべてに取り組むよりも、得意分野に特化したほうが

クオリティは上がり、生産性も高くなるのです。

 

地理用語における特化こそが生産性を上げることの実例です。

ブドウの栽培に向いているフランスがブドウの生産をして

トマトの栽培に向いているイタリアがトマトの生産をして

お互いにワインとトマトソースを輸出入することで

高い生産性を維持できるのです。

 

 

私生活に生産性という見方は大切。だがメスを入れる際には注意が必要

特化の話を私たちの実生活に当てはめて考えます。

 

あなたの好きな家事と嫌いな家事を思い浮かべてみてください。

何がイメージできましたか?

 

私は洗い物が浮かびました。

人によっては掃除だったり、料理を思い浮かべる人もいるでしょう。

 

嫌なことをしなければいけないと億劫な気持ちになりませんか…?

私はなります。洗い物をするときには気力がいるのです。

それに対して料理をするのは好きです。

疲れていても料理が楽しいので難なくできます。

 

ここに高い生産性と特化があるのです。

つまり、嫌な家事は自分でやらないということです。

家電を利用すればいいのです。

そうして好きなことをしていれば高い生産性を維持することができます。

 

生活家電は非常に便利ですが使い方を誤ると

生産性の罠に絡めとられてしまいます。

罠とは何か?

 

便利という生産性の高さが自分の幸福度を下げる可能性がある

ということです。

 

生産性を上げることの本質は
時間の再分配にあって
本人にとって割り切れないことや
生産的でないことをするためにあるのです。

 

例えば私が好きな料理を全部ホットクックで賄ったとします。

確かに便利で、快適なのですが、自分で調理する喜びというものは

なくなってしまいます。

ごはんはおいしくても、どこか寂しい気持ちが残るのは

あなたの好きという感性が家電という生産性の高いものに阻害されたからです。

 

このことから言えるのは

生産性を私生活に導入するときに注意すべきことは

自分の中の「スキ」と「キライ」をはっきりさせることです。

 

自分の中の「スキ」という柔らかい部分を

生産性のメスが傷つけてはいけません。

あなたの持っている「スキ」こそが、あなたのもつ魅力の一部なのです。

 

また、生産性をうまく利用すれば、時間を再分配することができます。

これはつまり自分の中の「キライ」に費やしている部分を

「スキ」で埋め尽くすことができるのです。

 

生産性というメスは術者の技量によって

薬にも毒にもなりえます。

だからこそ、誰もが生産性という道具を使いこなす必要があるのです。

 

 

そしたらまた。

 

☆自分の好きを推すことの大切さと他者から見える姿に解説しています。

こちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

☆料理に生産性のメスを入れた私見的考察です。

こちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com