さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

Instagramのコラージュがもたらす良い心理効果は何か?自分の周りを好きなもので溢れさせることの意味

若者のなかでInstagramの人気は
とても高く、留まるところを知りません。

 

Instagramの良いところは言葉少なに

写真をアップロードできるところです。

 

ユーザーは自ら撮った写真を投稿しています。
中にはわざわざコラージュして
一つの作品にまとめ上げて投稿する人もいます。

 

連綿とつづく投稿した内容の履歴は
ある意味で本人の人生のハイライトです。

 

わざわざ手間をかけてまでのことをしています。

 

何が彼らをそこまで駆り立てるのでしょうか?

 

 

1.好きをパッチワークすることのときめき

パッチワークキルトを知っていますか?


好きな布を選び、同じサイズに切り取り
糸で縫い合わせてつくります。



かつては、保温性を高めるような機能的な面から

主に作られていましたが

本人の好きなものを作り上げられることや
デザイン性の素晴らしさから
手芸の手法のひとつとして高い人気があります。

 

パッチワークキルトの素晴らしい点は

唯一性と自己表現です。

 

作製した人の好きという感性、手元にある材料に影響を受けます。

また、センスにも左右されます。

その人の持つほかの人と同じではない感性があるからこそ

作品に唯一性が現れます。

そして、自分が好きというものが前面に出た作品が仕上がります。

これは自己表現です。

 

この二つの側面があるからパッチワークという手芸には

高い人気があるのです。

パッチワークの魅力は

好きな生地や柄、色味を選ぶこと、構成に思考を巡らせることです。

 

ただひたすらに自分が好きなものを集めて

そこから作品を作り上げることに大きな価値があるのです。

 

あなたは最近、ただひたすら好きなことに没頭したり

好きを趣味にしていますか?

 

好きを集めることは大切です。

それはなぜか?

好きを追い求めることは、心を動かすから。

 

心にときめきを与える最も良い栄養源は

好きを追求することなのです。

 

その点で、冒頭に話したInstagramのユーザーは

「好き」を追求することに長けています。

彼らは自らの好きをよく知っていて

その情動が手間であるコラージュという

パッチワークに昇華させています。

 

インスタグラマーにイケてる男女が多いのは

彼らが自分の好きをパッチワークできるほど

好きという感性に敏感で

心にともる、ときめきの炎が絶えず揺らいでいて魅力的だからです。

 

好きを集めることに没頭して

パッチワークのように組み合わせればよいのです。

 

2.「好き」には心を柔軟なままに保つ作用がある

あなたの周りは好きで囲まれているでしょうか?

 

私は、読みたい本は何でも買うようにしていて

洋服は一目惚れしたものばかりです。

テーブルはネットでブラックベリーの木の天板を注文して自作しました。

身の回りに自分の好きがたくさんある生活をしています。

 

私は「自分の好き」が身の回りにあることは

心を柔軟なままでいさせてくれると考えています。

 

なぜそう思うか?

 

では心が一番柔軟だったころをイメージしてください。

 

 

おそらく幼少期あるいは小学生までの自分の姿をイメージしたと思います。

それはなぜか?

そのころは純粋だったからです。

 

  • お気に入りのぬいぐるみ
  • ディズニーキャラクターのタオルケット
  • アニメキャラクターのプリント、デザインされたパジャマ

 

大人になって、いまだにそれらを大切にしている

純粋な大人はあまりいないでしょう。

 

これは仕方ないのです。

子どもの頃は好きという情動がすべてで、まっしぐらでした。

そこには周りの目線などどこにもありません。

 

それが大人になると視野の広がりや

趣味においては経済的、時間的な理由を

天秤にかけた思考をするようになります。

つまり、情動を阻む明確な要素は打算です。

 

だからこそ、好きを邁進する必要したほうがいい。

好きを邁進すること。

打算的な思考に目をつぶって先へ進むことが大切なのです。

 

打算を排した好きの先に待っているのは

心の柔軟さであり、ときめきを忘れないという心の若さです。

 

3.好きを愛するための断捨離

好きには限りがありません。

打算があるからこそ、好きには上限、阻む要素があるのですが

自分の情動にまかせて何もかもに取り組むことは

先決ではありません。

 

断捨離術の考え方では

「一つ何かを買ったら、それと引き換えに何かを捨てなさい」

 

とよく言います。

 

これはモノに限らず、普段の行動や考え方にも当てはまる

と私は考えています。

 

つまり、平日にしたいことを一つ増やす。

例えばギターの練習をするとします。

日常の中の作業を一つ増やすことになるので

今までの生活をしていてはスケジュールがタイトになります。

情熱さえあればできるかもしれませんが

あくまでも一時的なものであって

ずっと続ければ、いつか無理がたたるでしょう。

 

だからこそ一つ差し出さなければなりません。

あなたの普段の生活の中から

もっとも漫然と費やしているものを減らすことです。

そこでテレビを選んだとします。

あなたはテレビとギターの練習のどちらに

ときめくでしょうか?

 

このようなアプローチで

試行錯誤し続けることが自分を高めるのです。

 

人間の一日は有限です。

逆立ちしても1日は24時間ですし

これは誰にとっても該当する、最も平等な概念です。

時間的な断捨離について考えることは大切です。

 

だからこそ

好きを身の周りに集めること。

モノだけでなく、時間の使い方にも好きを集めること

が大切なのです。

 

好きで溢れかえっていた子どものころを思い出してみて下さい。

毎日夜眠るときに

明日は何をしよう?これをしようかな?

なんて考えて、眠れなかったことばかりでしたよね。

 

私たちは好きを増やす必要があります。

自分が心の底から「好きだ」と思えることに囲まれた生活は

ときめきにあふれています。

 

ときめきは心を若くさせてくれるのです。

 

そしたらまた。

 

 

◎洋服の「好き」と打算の話です。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

◎自分の「好き」を持つことの意味について

 

doppy-yan.hatenablog.com