冷めている人と恋愛したらどうなる？土鍋的な彼らこそ、燃え上がるときを待っている。
あなたはポジティブ思考の持ち主でしょうか？
それともネガティブ思考ですか？
日本はポジティブより
ネガティブが多い民族と言われています。
遺伝子的に日本人は不安を感じやすい遺伝子を持っている人が多いのです。
実際にまわりにもネガティブ思考の人は多く
さとり世代のように、冷めている人がたくさん増えてきました。
冷めている人は恋愛対象として
長い関係性を築くことに向いています。
その理由について今回は解説していきます。
１ 私の思考のネガポジ事情から見た、冷めた人の虚像と実像
私は根本的には
ポジティブ思考のつもりです。
ブログの文面からすると
ネガティブな発言が目立ちますが
これはあくまで社会や周りに
悲観的な出来事が多すぎて
ネガティブな結論に至ってしまうからです。
先に述べたように日本人には
ネガティブな人が多い特徴があります。
これは近代では慎重、冷静というオブラートで包まれ美徳とされます。
衰退する社会の中では
人は自然とネガティブ思考に寄っていきます。
ネガティブは危機意識の高さであり生存戦略として必要です。
そのうえで、美徳とまで見なされれば
彼らは冷めているところから
抜け出す術さえ失います。
本当はネガティブ思考から脱したいのです。
ポジティブに振り切れないのは
ネガティブであることを許容せざるを得ない環境なのです。
冷めた人の深層心理には
燃え上がりたいという静かなる熱情があります。
普段はおとなしく冷静な子がイベントのときに
めちゃくちゃ羽目を外すことがありますよね？
彼らは決して、自分の冷めている特性に
一貫性を持っていたいわけではありません。
むしろ飽き飽きしている冷めた感覚から
抜け出せるタイミングを窺っているのです。
いつまでも冷めていることに対しても
彼らは冷めていきます。
冷めていることが更なる冷めを呼ぶのです。
まんま「アナと雪の女王」のエルサがそれです。
本当は燃え上がりたい、今いるところから脱したい
というのが彼らの心の内です。
彼らは、口ではネガティブなことを発しつつも
自分のことを客観視できないほど熱に浮かされたいという願望があるのです。
２ 冷めるきっかけは何か？彼らの温度センサーをバグらせろ
冷めた人は
「熱に浮かされたい」
「燃え上がりたい」
という熱情を抱えています。
では彼らがそうなってしまったキッカケは何か？
それは心の中に癒えないほどの傷を受けたからでしょう。
むき出しにしていると傷が染みて耐えがたいのです。
この大きな傷は失恋や別れ、友人関係の不和などがあり
いわゆるトラウマです。
彼らは熱い季節が知っているのです。
彼らは生まれてこの方冷めているわけではありません。
ショッキングな出来事があったために
燃えることに対して臆病になっているのです。
つまり、彼らが特に冷めた発言をするとき
その内容は彼らのトラウマに関係する部分です。
また同じケガをしたくないから
より慎重に臆病になろうとするのです。
でも彼らはその冷めっぷりとは裏腹に
熱に浮かされたい願望や、激しく羽目を外す傾向があります。
あくまでその障壁となるのは過去のトラウマです。
二の足を踏まないために、用心深くなってしまっています。
では、彼らを冷めているところから
引きずり出すにはどうしたらよいか？
それは
彼らが自分の冷えさえ気づかなくなる
熱量をもって接することです。
冷めた人はその発言と裏腹に
妙にノリがいい傾向にあります。
飲み会をノリで巻き込むと
案外冷めている人が来てくれる印象はありませんか？
彼らは非日常的なこと、明るい場所が好きです。
自分の温度を忘れてしまうほど
高い熱量を持っている場所、機会を求めています。
だからこそ、冷めている人相手には情熱で押すべきなのです。
実は冷めている人のほうが押しに弱かったりします。(笑)
３ 冷めている人はすぐに冷める？土鍋的な彼らと恋愛の熱平衡
冷めている人を恋人にした場合の懸念材料は
恋愛的な文脈においてもすぐに冷めてしまうのではないか？
ということでしょう。
この点に関しては心配が要らないと私は考えています。
なぜなら冷めている人は土鍋的な存在だからです。
土鍋の良いところは何か？
それは時間が経っても冷めにくいことです。
鍋料理を作っても、ずっと温かいまま最後まで食べられることは
他の調理器具にないストロングポイントです。
つまり、冷めている人のストロングポイントはこれです。
温まりにくく、冷めにくいという特徴です。
温まりにくいことはメリットです。
具体的には次のようなことです。
- 浮気性になりにくい
- 特別感が出る。「私にだけ優しい」彼氏/彼女
- 一度好きになったら一途
簡単に他の人になびかないという点が彼らのいいところです。
また、一度好きになったらその熱が冷めにくいのも特徴です。
恋愛において必要なのは熱平衡です。
お互いの熱量が偏っていれば、すれ違いが生じてしまいます。
そのようなところから別れの糸口が生まれるのです。
温度が近い関係性でこそ、さらに恋愛の温度は高まるのです。
冷めている人は恋愛において
急激な温度変化というものがありません。
少しずつ変化していくことの居心地の良さがあるのが
彼らの恋愛スタイルの特徴です。
変化量が急激でないからこそ
お互いの熱量を高いままに、温度を高め合い
二人とも同じような熱量で交際関係を続けられるのです。
このような理由から
冷めている人は土鍋のような心の持ち主であり
恋愛対象として、長い交際関係を築ける存在なのです。
そしたらまた。
◎恋愛対象論の話のリンクを次にまとめました。こちらからどうぞ。
◎大人になっても仲の良い友だちはいますか？
友だちに関してのコラムです、興味があればどうぞ。
