自分の未来の体調の変化は部屋を見ればわかる理由
あなたの部屋はちゃんときれいに片付いていますか?
私の部屋は比較的モノが少ないほうです。
でもテーブルの上はいろいろな小物がいっぱい乗っています。
個包装のチョコレート、コップ、ティッシュボックス、本、細かな書類。
また部屋には本が多くて、読み切れていないにもかかわらず
つい新しい本を買ってしまいます。
仕事が忙しくなったり、用事で立て込むと
モノはどんどん増えていき、洗濯物も増えます。
宅急便の段ボールが部屋の隅にごちゃっとあったり
郵便物の書類が部屋にどんどん増えていく状態は
ないがしろにされがちですが、目につくたびに
早く捨てないといけないなと思うことでしょう。
そうこうしているうちに部屋がカオスな状態になっている
という経験をした人は少なくないと思います。
部屋が整理整頓されているかそうでないかというのは
私たちの心理状態に大きな影響を与えます。
部屋のキレイさとストレスの関係性については 研究が行われています。
Personality and Social Psychology Bulletin誌
https://undecidedthebook.files.wordpress.com/2012/07/saxbe-repetti-pspb-2010.pdf
この結果では、
部屋が片付いていない部屋の場合のほうが コルチゾールの数値がより高かった
と述べられています。
コルチゾールというのは、ストレスに対抗するために分泌されるホルモンです。
しかし、それと引き換えに免疫抑制作用をもたらします。
つまりコルチゾールによって免疫力が下がるのです。
免疫力が弱まることによって、風邪をひきやすくなるというのが
この二つの因果関係です。
もちろん、自分の身の回りの整頓に気が向かないくらい
多忙を極めたうえでの体調不良ということも考えられます。
わたしは普段あまり風邪をひきません。
私は気象病で頭痛は出るときはしょっちゅうありますが
あまり普段風邪をひくことがありません。
気象病に関しては次のコラムで書いています。
こちらからどうぞ。
経験論ではあるのですが
私の場合、風邪を引いたときはいつも部屋がごちゃごちゃしています。
きっと私と同じような人がいるのではないでしょうか?
これを逆手に取って考えると
部屋が片付いていてきれいに保たれていれば
風邪知らずとも捉えられるのではないでしょうか。
経験論なので絶対とは言えませんが、私はそう考えています。
そのため、最近あまり調子が良くないなとか
ここ最近バタバタしているなというときには
少しでもいいから、部屋の掃除や片づけをすることは効果的です。
忙しい時に風邪をひいてしまうことほど
自分を窮地に追い込むことはありません。
つまり健康管理につとめて、風邪をひかないようにすることも
一種の投資と捉えられるのです。
健康であることが当たり前だと頭で思っているために
この投資の価値に気づくことは難しい部分もあり
私も整理整頓を怠ってしまうときがありますが…
ここ一番外せないというときにこそ、
原点に立ち返って自分の部屋の掃除をする。
自分の身の回りをちゃんと整えるということは非常に重要なのです。
そしたらまた。