さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

人生は一種の高速道路だ

人生は一種の高速道路だ

 

人生は一本の道であるとよく表現される。 

私は、荒野にある一本の道を思い浮かべる。 

 
 私も人生に対して一つの道だという 

感覚をおぼえる瞬間がある。 

だが、もっと詳しく表現するなら 

高速道路なのだ。 

   

 

ライフステージは一つ一つの 

人生選択で大きく変わる。 

進学、就職、引っ越し、転職、結婚。 

 
 

人生の転機があるたびに 

周りにいる人はガラリと変わる。 

昨日まで毎日顔を突き合わせてきた相手と 

パタリと会わなくなるようなことが 

当たり前に起こる。 

その決断は後戻りができないもので、

かつひどく大きな影響をもたらす。 

 

 


 

そして、新しく知り合った人とは 

友人になったり恋人になったりする。 

 
 

やがてまたライフステージが訪れる。 

相手が自分から離れていったり、 

自分が相手から離れることもあるだろう。 

 
 その大きな流れの中で 

伴侶を親友を見つける 

知らずしらずのうちに 

身の回りはいろいろな人や 

コトで溢れていく。 

 
持ちたくなくても持ってしまう 

人間的で好ましい。人生だ 

 

 

人生には戻る選択肢がない。 

来た道を戻ることは、まずできない。 

そしてすぐに元の場所へ戻れない。 

道すがら出会う人たちもいる。 

同郷の人、遠方から来た人、イケイケな彼 

かわいい雰囲気でも大胆な女性 

様々だ 

 

同じ道を歩んでいる。 

この事実だけが私と彼らを結び付けている。 

 

ライフステージがくる。 

人生におけるジャンクションだ。 

道すがら出会った人と別れる。 

助手席に座っていたあの子とも別れるかもしれない 

情に絆され、とっさに同じ道を歩む決断をするかもしれない 

 

さらに道を進む。 

また、どこからか新しい仲間が合流してくる 

彼らと一緒に道を進む。 

途中SAで休む。休むことは必要だ。 

休まなかった代償は人生において非常に大きい 

ときどき、先を歩む人の話を聞く 

スピードが出やすいところ。野生動物が飛び出してくるところ。 

彼らの話は非常に身に沁みる 

そのまま自分の糧になるからだ。 

 

ラジオから流れてきた交通情報を聞く。 

道すがら分かれた、一時をともに過ごした友人の前途が多難であると知る。 

その友人を憂う。どうか切り抜けられるように、と心から祈る 

近づけないもどかしさに悩む。

 

また道を進む。 

かつての友人とまた出会う。 

どうやら遠路はるばる回り道をしていたようだ。 

寄り道をすることもあった。 

興味のなかったお土産も買ったし 、

助手席に後部座席に、何物にも代えがたいものもできた。 

すべては縁だ。 

 

高速道路は果てしない。いつかは行き詰まるときがくる。 

でも、乗り始めたばかりのあなたには無限大の可能性がある 

その気になればどこまでも行けるのだ。 

後ろを振り返っている暇はない 

でも、たまにチラリと確認することは必要だ。 

自身の過去の言動に足をすくわれることもあるかもしれない。 

 

それでも、進むしかない。   

それが人生という高速道路だ 

進めば道は開けることに、違いはないのだから。 

 

 

そしたらまた。