さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

乱れる自律神経。気象病とどう向き合うか。

9月は台風のシーズン。

台風が近づいてくると、各地で暴風雨に見舞われて

毎年日本列島のどこかしらが風水害に遭う。

 

熱帯低気圧は大雨と暴風をもたらすとともに強烈な気圧変化を引き起こす。

個人的には悪天候よりもこの気圧変化のほうが辛い。

 

 

気象病という病気がある。

これは気象変化によって起きる体調のことを指していて、

具体的には頭痛や、体のほてり、食欲不振、めまい、喘息など症状は多種多様だ。

手術した跡が悪天候で病むというのも一種の気象病といえる。

 

気圧が変化すると体調に変化が出る人は少なくない。

激しい気圧の変化や激しい寒暖差などのように

大気現象の不安定さにより気象病になる人が増えてきている。

 

 

現に私も気象病の症状が出る。

爆弾低気圧や台風が近づいて、急激に気圧が低下すると、頭が痛くなる。

鈍い痛みだ、なかなかにしんどい。

 

あくまで気圧の「変化」が原因のであって

低気圧であることが問題なのではない。

長引く低気圧でも、低いところで一定であるのなら頭痛は起こらない。

非常に複雑なのだ。

 

私の場合、主に出る症状は頭痛、顔のほてり、喉のイガイガ感である。

その機序はよくわからないが傍から見ると完全にコロナウイルスの初期症状である。

下手に伝えると理解してもらえるどころか隔離されてしまう。難しい。

毎度もしかしたらの時を想像して冷や汗をかく。

 

ただ一つ役に立つことといえば、悪天候の予兆を自らで感じられることである。

頭痛が来たら、すぐに「頭痛ーる」というアプリを開く。

「注意」の表示を見つける。

安堵するとともに、センサーの鋭さを感じる。

気圧の変動に非常に敏感なのだ。

まさに「人間気象台」である。

いつか古舘伊知郎に叫ばれたい。

 

自律神経失調症や気象病がある人たちにとって重要なのが

「頭痛ーる」

というアプリだ。

このアプリは位置情報を取得すると

今住んでいる居場所の気圧変化をグラフで表示してくれる。

 

私はここ1,2年で気象病を発症したのだが

ある程度の天候による体調不良の予測をたった数秒で

確認できるというのは非常に便利だ。

スマホアプリがなかった時代からこの問題に悩まされてきた人を思うと

圧倒的に恵まれたよい時代だろう。

 

このアプリがなかったら、

体調不良をある程度予想することができずに原因のわからない不調に悩まされ

神経質になっていたかもしれない。

 

ここ1,2年、私が気象病と向き合ってきて気づいたことは、この問題は簡単に解決できるものではないということだ。

 

近年、地球上で異常気象が起きている。

現状よりも強烈な気象変化が起こらないとは限らない。

つまり、努力したら報われるとは絶対に言い切れない。

 

頑張って治すということがかえってストレスになってより悪化させる気がするのだ。

 

それよりはこの症状は一種の病気だと

受け入れてしまったほうが精神衛生がいいように思える。

どんなに努力しても自然の脅威には抗えない。

具合が悪ければ諦めて寝る。やり過ごすしかない。

だからもう身を委ねたほうがいっそ楽だ。

 

ケセラセラ

なるようになるのだ。

 

そしたらまた。

 

 

時事的な体調不良についての記事をまとめました。

こちらからどうぞ。

 

マスクと食いしばりの話

doppy-yan.hatenablog.com

 

異常気象とメンタルヘルスの話

 

doppy-yan.hatenablog.com