さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

良好な友人関係を歪ませるモノ、カズレーザーさんの回答で思ったこと

先日、私は古くからの友人に会いました。

その友人は小学生の頃から高校までの幼なじみなのですが

卒業後10年ほど経った今でも連絡を取り合っていて

休みの日にもよく遊ぶ関係性です。ほんとにありがたい。

 

 

私は高校まで一つのまちで育ったので

同じように仲の良い友人は他にもいたのですが

年を経ることに疎遠になってきました。

社会人になってからはそれがより顕著になりました。

その理由については次のコラムで解説しました。

興味があればこちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

高校までの友人関係での専らの話題はゲームのや恋愛の話でした。

兎にも角にも見てきたもの触れてきたものがみんな同じでした。

共通する話題なのです。

 

大学を経て社会人になってから、古くからの友人と会うと、

どうしても仕事やお金の話ばかりになってしまいます。

これもまた全員に共通する話題であり

誰もが抱えている問題だからこそ鉄板なのです。

 

 

ではなぜ疎遠になるのか。

それはこの鉄板の話題にお互いの価値観の歪みが出るからです。

 

 

まず、会う場所やそこで何をするか

ということは明らかに経済力を反映します。

また、居住地と家賃の話題は、彼らの経済力の写し鏡です。

また最近買ったものや旅行の話など

本人はマウントを取っているわけでなくとも

捉えようによっては嫉妬心を芽生えさせるかもしれません。

ただただ純粋な会話を楽しんでいる端々でさえ

経済力の差を感じると、自分と引き比べてしまいます。

 

そのように淘汰された結果、

自然と経済力や価値観の似通った友人との関係だけが残るのです。

経済力がある程度は近くない限り近い金銭的価値観をもつことは難しいです。

 

 

「社会人10年経って学生時代の友人と疎遠になってしまった」という相談に対して

カズレーザーさんが答えた「会う機会が多い人と仲がいいほうが人生は幸せだ」

という言葉に私は共感します。

 

 

社会人になれば古くからの友人関係よりも

職場関係のほうが長く一緒にいる近しい関係性で親密になりやすいです。

でも肝心な理由はそれだけではなくて、金銭感覚や経済力の相違がなく

それによる嫉妬が生まれにくい。

フェアな関係性でお互いに明け透けに話せるから居心地がいいのです。

 

 

古くからの友人関係で価値観が合うのであれば、本当にありがたく素晴らしいです。 

かつての自分を、断片的に自分よりも知っていてくれる

友人がいることはとても幸せなことです。

 

私は社会人になった今でも仲良くし続けてくれている

古くからの友人に感謝の気持ちを思いつつも

これからもお互いに相談しあえる関係性のまま、会い続けたいです。

 

そしたらまた。