さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

マッチングアプリから得た学び。女性会員の悩みを想像する。

恋活とわずかな結婚願望を引っ提げて私は、マッチングアプリをはじめた。

そろそろ一か月ほどになる。

女性と話すなかで、気づいたことがあった。

 

それは彼女たちが消耗しているということである。

私が会った相手はいいね数が500を超える女性である。

会話のなりゆきで、今までにアプリで出会った人の話になった。

彼女は過去に2人と会ったそうで、一人は束縛をする男性

もう一人は浮気性をカミングアウトする男性だったという。

また、毎日連絡を取り合う人数も多くて大変だと話していた。

 

男性側の私でも、ときどきアプリが嫌になる。

周期的に来るのだ。アプリ停滞期→アプリ好調期→アプリ倦怠期

このループが結構な頻度で来る。

いいねを押す。相手からお返しがくる。マッチング。

メッセージを送る。やりとりをする。会話が途切れる。退会済みの表示を見る。

何度同じ轍を踏むのだろう。

そして、毎度のごとくタイムリープする。

同じやり取りをあと何回繰り返すのだろうとゾッとする。

辟易してしまう。こうなると完全にアプリ倦怠期である。

そうこうしていると、たまにやり取りが弾んで実際に会うことになる。

マッチングアプリというのはこんな感じだ。

 

私のつたない想像力で女性側の立場になってみる。

彼女らはおびただしい数のいいねを受ける。

その中から自分に合う条件を探さなければならない。

マッチングアプリのメリットはその人の趣味や特技

価値観を基準に相手を絞り込めるという点で

アル恋活に比べて優れているのだと思う。

しかし、とんでもない数のいいねがくる事実。

一人ひとり選定していては日が暮れてしまう。

選んだ中からやり取りを重ねて自分が会ってもいいなと思う男性を見つけるのだ。

 

なんと過酷なことだろう。

 

メッセージをやり取りして、いいなと思った相手からごはんの誘いを受ける。

承諾して実際にその男性に会う。

もしかしたら付き合うことになるかもしれないその男性と会うのだから、おめかしをして会いに行く。

そんな風にして準備をして会った男性に言われる。

「もうほかの相手に会わないで」

「俺、浮気性なんだよね。それでもいい?」

ため息が出る。

僕が女性だったら、腹を立ててその場で帰ってしまうかもしれない。

非常にむごい。

男性陣の無神経さを思う。

 

たまの休日、ゆっくりと過ごすという選択肢もあっただろう。

それをなげうって準備の時間と会う時間を割いてこの仕打ちだ。

これは、女性のほうがずっとしんどい。

 

 

魅力的な彼女たちは放っておいてもモテるだろうに、マッチングアプリでも大変な目に遭う。ありとあらゆる男性陣からくるメールを返信するだけで手いっぱいなのだ。

 

はじめのころ、どうして女性たちは一問一答スタイルなのだろう?

これじゃ会話も弾まないし、もっと魅力的な人がいるのかな…

と考えていた。

 

魅力的な人がいるかは不明ではあるものの、男性陣がわきまえておくべきことは女性たちは返信を返すだけで手いっぱいだということ。

これは初めのころの私に伝えたい。

 

だからこそ、私は逆に女性に対して質問をしまくったらいいのだと思う。

会話が弾むというのが重要でかつ、女性たちは多忙で

質問を返せないという事実があるなら

話題は終始自分から提供するより他ないのだ。

 

このように、女性たちが大変であるということを理解すべきだ。

どの女性たちも普段は仕事をしている。彼女たちも生活者である。

週にわずかな休日の時間を工面して、どこの馬の骨かもわからない男性たちと会う。

当然警戒心は強くなるし、メッセージで違和感を感じた場合はサッと身を引くだろう。

これは女性になって考えてみれば当然のことだ。

 

平日で疲れた心と体を癒すための休日をわざわざ割いてくれているのだ。

だから、実際に会ってくれるというのは本当にありがたい話である。

 

 

マッチングアプリを通して、相手のことを想像することの重要さを

わずかではあるけれど、再認識できたような気がする。

まだ恋愛が成就したわけではないので、この理解が正しいかは定かではない。

けれど、少しでも女性の立場と悩みをありありと認識できたことは

マッチングアプリから得た収穫である。

 

そしたらまた。