さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

若者の恋愛離れの理由は何か?とにもかくにも貧乏な若者は恋愛なんてしない

唐突ですが、私は貧乏が嫌です。

貧乏になると本当に手に入れたいものがわからなくなるからです。

金銭的な都合は自分の直感的な選択を阻む大きな要素になります。

 

年上の方々とお話をしていると

最近の若者は欲がないと言われることがあります。

彼らの若いときは女の子とデートすることが最重要で

持っている車はステータス。モテるということに最大の関心がありました。

それに対して現代の若者は、モテを重要視するよりは

仲の良い友人と心地よい関係性を保つことにシフトしています。

 

 

若者がどうして恋愛に興味を持たなくなったのか?

それは大きく分けて次の二つです。

  • 通信技術の進歩
  • 不況で貧乏、デートするお金がないこと

 

第一にSNSskype,zoomなどの通信技術の進歩も一つの要因です。

これにより孤独感を感じることが減ったからです。

昔は友人が遠くに行ってしまえば、二度と会えないこともありました。

そのため、孤独感を感じる機会も多かったと思います。

しかし、これらの通信サービスにより全ての友人と数秒で繋がれるようになりました。

 

実際に会いに行く時間的費用的コストを払わずとも

友人と会えるようになったことで

友人関係を維持するハードルが下がりました。

孤独を感じにくくなった若者は恋愛に向き合うことが少なくなったのです。

 

 

また、経済的な面で考えると不況下による強い現状維持バイアスも考えられます。

不満のある状況なのに若者がその職場を辞めないのは

次の職場が必ずいい環境であるかわからない。

ましてこれ以上悪い環境に身を置くかもしれない

という現状維持バイアスがあるからです。

先行きが不透明な不景気化では、この見方が強まることは間違いありません。

 

このバイアスは若者にお金がないという現実を解決するよりも

むしろ

「デート自体がもはや贅沢だ」

「恋愛なんてコスパが悪い」

という歪んだロジックを形成します。

自己の現状を合理化してしまうのです。

ややもって、こじらせているようなシチュエーションが生まれます。

 

 

私は清貧という言葉が苦手です。

若者にはびこる一見清貧的に見える思考は

耳障りのよい言葉を使っているだけで実際にはただの合理化だからです。

 

確かに、お金を使わずとも暮らせることは大切だと思います。

ですが、お金を使わないと得られないことがあるのも事実です。

いろんな経験を得て、自分にとって分相応な地点を見つける段階で

はじめて各々が清貧の良さに気づくのではないでしょうか。

 

 

だからこそ、私たち若者は

 

「ほしいものはすべて手に入れてやる」

 

という炎を心に宿し、合理化ではない解決のアプローチを模索すべきです。

 

もっとギラギラ生きようぜ

 

そしたらまた。