さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

職場が嫌ならさっさと転職すべき理由。茹でガエル現象から学ぶ、転職のタイミングについて。

石の上にも三年という言葉があります。

我慢強く耐えれば、いつか必ず成功する。

冷たい石でもずっと座っていれば暖まってきて

最初は辛くてもいつかは報われるという諺です。

 

しばしば就職の面で多用されます。

入った職場をすぐに辞めないでとりあえず3年続けなさい。

石の上にも三年って言うでしょ。

と口々に述べられます。

 

本当にそうでしょうか?

この諺を鵜呑みすることは危険です。

 

 

私は、職場のことで悩んでいる相手がいたら

嫌だという感覚があるうちに

職場を辞める行動をとるべきだと伝えています。

 

 

これは私の体験談に基づいた結論です。

 

新卒のとき地方の大学病院に就職しました。

選んだ理由は、大きな病院のほうがたくさんのことを学べるから。

診療科や救急車の受け入れも多く経験を積めるからです。

また、自分がどういう働き方をしたいのかも見えていなかったので

いろいろな技師像が見える、人数の多い職場を経験しておこう

という思いがあったからです。

 

 

私もとりあえずは3年働いてみようと思っていました。

ですが、職場に対する違和感が拭えませんでした。

 

  • 間接的なパワハラ
  • 親身になってくれているフリをする、上司からのポイント稼ぎをしたい先輩
  • 組織はこういうものと決めつけて一切の議論もせず却下する上司
  • サボってばかりで毎日働かない上司
  • 出産ギリギリまで働かされる女性の先輩

 

若いうちこそ経験は積めるメリットはあっても

長いことここにいて空気感に染まることだけは絶対に嫌でした。

 

そしてそれに気づくまでに半年と経たず

仕事に慣れはじめた2年目に就職活動をはじめ、満2年でその職場をやめました。

 

 

つまり、とりあえず3年も嫌な職場にいる必要はないのです。

石の上に3年もいたら足は痺れて、動けなくなります。

転職も同じで、耐えているうちに動けない環境に陥ったり

逃げようとする気力も奪われてしまいます。

 

 

茹でガエル現象を知っていますか?

カエルを熱湯に入れると驚いてすぐ逃げてしまいます。

お湯が熱いので入っていては死んでしまいます。

身の危険を感じるからです。

 

しかし、カエルを常温の水に入れて火にかけたらどうでしょうか?

カエルは逃げ出すタイミングを失い

結果的にお湯から逃げ出すことができず

茹で上がって死んでしまいます。

 

 

この現象から学べるのは

自分の嫌だと思う感覚に素直であるべきだということです。

 

耐えているうちに仕事に対する煌めきは消えてしまいます。

たかが職場にあなたの気持ちまで捧げる必要など、どこにもありません

 

そもそも石の上にも三年という発言をするのは

当事者のカエル側の声ではありません。

鍋に火をかける側(雇用者)かその光景を見ている人たち(部外者)なのです。

 

ダメだという感覚は当の本人にしかわからないのです。

自分がダメだと思ったタイミングが一番ベスト。

無理してまで同じ職場で働く必要はありません。

 

メンタルと体が壊れる前に絶対に仕事をやめましょう。

 

そしたらまた。