ピンチはチャンスでしかない話
あなたは不測の事態に陥ったとき、どのように対応するでしょうか。
私は普段パーマをかけています。
定期的に美容院で当ててもらっているのですが、太毛の硬毛、撥水毛でありパーマがかかりにくく、すぐ取れてしまうためいつも強めに当ててもらっています。
しかも私は皮膚が弱く、ひっかき傷はミミズ腫れのようになってしまうため美容師泣かせです。
初めて行ったお店でパーマを当ててもらいました。
そのときは、パーマが取れやすいことだけを伝えており強めに巻いてもらいました。
パーマ液をかけたあと肌のヒリヒリ感を覚え、見てもらうと額の部分が真っ赤になっていました。
一度額を洗い流し、額にクリームをつけて保護した上でパーマ液を再開してもらいました。
また、皮膚炎が続くようなら薬代も請求してほしいと言ってくれたのを覚えています。
その後は何事もなくパーマを当ててもらえました。
このときに感じたのは、私が求めていたのは現金の補償ではなく誠実さだと気づきました。
もっとも美容師さんには保険もあるだろうし、当然といえば当然の対応ではあるのですが、その偶然のことに対しての誠実さがとても素敵に思え、それ以降その美容室に通い続けています。これは美容師からすれば結果的にプラスのことになったエピソードだと言えます。
こういうピンチのときにこそ、相手は自身のことをよく見ていて、その人の言動から発揮され、その人の真価を私は心の底で感じとったのでしょう。
この教訓から学べることは、もしも不測の事態が起きたときには怯むことなく、相手にとって利益が最大となるようにただ誠実であり続けることです。
これが巡り巡って自分にもプラスになる可能性を秘めているということです。
ピンチはチャンス。
そしたらまた。