さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

【仕事】職場はキャリアを与えてくれない。キャリア形成は自己実現にかかっている

キャリアと聞くと何をイメージしますか?

職業のステップアップを

イメージする人もいれば

医療では、無症状にウィルスに感染している人を指すため、それを想像するでしょうか。

携帯のキャリア契約を思い浮かべる人もいるでしょうか。

 

 

今日は1つ目の職業展望としての

キャリアについて話します。

 

私は一度転職し、その後に転勤したのち

今の職場に勤めています。

その経験から言うと

キャリアは職場の域内だけに

限定すべきではなく、もっと広い領域に目を向けるべきだと学びました。

 

つまり

職業、職場としてのキャリアではなく

人間、人生としてのキャリアが求められる

時代に変化しているのです。

 

 

転職と転勤の経験談。実体験から見えてきたこと。受け身にならず自分でキャリアを選び取れ。

 

 

新卒や転職で勤務する際に

いろいろな指標をもとに

私たちは職場を選定します。

給与。年間休日日数。福利厚生…

 

さまざまな判断材料がありますよね。

 

 

私は病院で放射線技師という

仕事をしています。

 

放射線技師になるためには大学時代に

養成校で勉学に励む必要があります。

 

大学の場合は4年間みっちりと学習をして

単位をすべて取得したうえで

国家試験の受験資格を得ることができます。

 

就職は国家資格を取得見込みで

内定を取るようになっているため

試験に落ちてしまうと大変なことになります。

春からの職業と身分の両方を失うからです。

 

 

大学時代の私は、少なからず将来を意識していました。

少子高齢化が止まらず、人口減少の日本は

現状は医療にかかる患者の総数に変化は

ほとんどありません。

 

それでも、長期的に見ると人口は減り

病院も今の数ほど必要ではなくなるのではないか?

と。

 

よって私は

潰れない公立病院に勤めるか

あるいは技術を磨くべく大学病院で働くか

の2択で迷っていました。

 

 

病院の採用は多くても毎年2名程度。

あまりに多い職場はブラックで退職者が多い証なので、そこも難しい。

 

結局のところ私は

大学病院に勤めることにしました。

数年以内に転職することを心に決めながら。

 

 

ー転職後ー

 

結論から言うと

この戦略は正解でした。

転職に成功したと胸を張って言えます。

 

大学病院で学んだ知識を買ってくれる

職場があり、希望としていた地域への採用を

勝ち取ることができたからです。

 

 

新しい職場は、人数の少ない職場で

大学病院の¼でした。

大学病院はエキスパートが多い職場ですが

その職場は、打って変わって

全員がオールマイティに仕事ができることを

求められる職場でした。

今までやったことのない業務にも

積極的に取り組まれてもらい

ここもまた非常に身になる体験が

いっぱいありました。

派手でこそないですが、経験値は確実に

身につき、今考えると大きなキャリアアップ

だったなと感じています。

 

 

ー転勤後ー

 

何年か経って私は転勤になりました。

田舎から都会へ。中小規模から大規模な病院への転勤でした。

職場の専門性は大学病院に似通っていて

非常に技術力が求められる職場です。

 

それでも私は転職の転勤の経験があることで

自身を持てるようになりました。

どんな職場でもやっていける自信を持てたから

今もなんとか仕事をできているんだと

感じています。

 

 

そして、自分で未来を切り開けたから

まだ30歳にならないうちに

これだけの経験を積むことができたのです。

戦略的にキャリア形成を自分で打ち立て

それに向かって、一つずつ行動したから

波乱万丈な人生展望とはいえ

若いうちにキャリアを育てることができたのです。

そういう意味では、武者修行としての

就職というのも一つの手です。

惰性で職場を決定するくらいならば

しっかりと自分の中に筋を通して

ゴールラインを策定して

一直線に進んだほうが

腐ることなくモチベも上がるからです。

 

 

 

転勤はステップアップか?玉突き人事とハズレくじ。

 

 

転勤というのはほとんどの人にとって

つらいことだと考えているでしょう。

 

 

そうではない人はいますか?

素敵ですね、僕と結婚してください(笑)

 

 

時代のトレンドとして

転勤族を廃止させようという動きがあります。

 

いやまぁ、当然ですよね…

誰にでも自由に生きる権利があるのに

食い扶持を人質に取られて

急な内示を言い渡されるのは

やや非人道的とも捉えられそうです。

 

 

そのため、最近では言い渡した人事を

拒否する人も少なくないようで

なし崩しで急遽転勤になる人は

少なくありません。

いわゆる玉突き人事ですね。

玉突き人事にはネガティブなニュアンスが

含まれていて、望まない転勤であったり

降格人事というような烙印を

自分に捺してしまう人もいます。

 

それに反して、ステップアップとしての

ポジディブな人事というのは

あまり聞きません。

 

それはなぜか?

 

社会と価値観の変容に企業の内部が

追いつけていないから。

 

 

☆☆

 

最近は育休制度を利用する人も増えました。

1年間休む男性職員も増え

職場の転勤も変わってきました。

以前は休みを取る男性職員はほとんどおらず

出産直後に転勤を言い渡されたり

マイホームを購入した直後に転勤になる

展開は少なくありませんでした。

 

 

また女性職員が増えたことも一員です。

総合職として入職しても

女性は大規模な転勤を職場は

回避する傾向があります。

男性上司と後輩女性職員の構図は

パワハラを想起させるのでしょうか…

 

一度転勤させられた女性職員が

元の拠点に戻してもらえた事例もまた

見たことがありません。

 

 

部内の誰かが固定になると

転勤族の歪みができますよね。

職場側はやりにくいとしても

そこのところをフェアにしない限り

玉突き人事という言葉はなくならないし

純粋なキャリア形成も実現できません。

 

 

私たちのキャリアはジャングルジム

 

仕事をステップアップしたい

もっとできる仕事を増やしたい

と思う心は非常に美しいです。

 

その気持ちを忘れてはいけません。

 

ただそんな私たちが

注意しなければいけないことは

 

キャリアの糸口は職場だけではない

 

ということ。

 

よくテレビの特集で

趣味が高じて本業になったような人が

取り上げられています。

 

 

これです。

キャリアを職場だけに見出すことは

視界を狭めてしまいます。

副業でもいい、自分の興味があることに

打ち込むこと。

打ち込んでいれば、いずれ極まります。

働きながら、何かに打ち込むことは難しい…

だから逆に狙い目なのです。

 

 

自分が好きなこと

時間を使うことを厭わない趣味に打ち込む。

そこから出てくる可能性の種が育った

ジャンルに囚われないキャリアは

ジャングルジムキャリアと呼ばれます。

 

ジャングルジムであることは重要なのです。

可能性の種をまき、育て上げるこそが

将来にオーダーメイドのキャリアを

作り出す源泉なのです。

 

だから私たちはあらゆる経験を

人生のキャリアだと捉えられれば

会社のキャリアや人事に

逐一心を乱されることはないのです。

 

 

すべての出来事は人生の肥やし。

なんでも飲み込んで薬にしちゃいましょう!

どうせ飲まされるなら

良薬だと思ったほうが幸せですしね(笑)

 

 

あなたの好きなことは、なんですか?

私は旅行と読書、友人とのおしゃべりです😉

 

そしたらまた。

 

 

 

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