さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

【未来予測】病院の未来を予測。コロナをきっかけに医療現場を取り巻く環境は大きな変化に見舞われる。

これは病院で働いている私の未来予想であり

信じるも信じないもあなた次第であり

当たるも八卦当たらぬも八卦

取るに足らないひとりごとなののだが

 

私の勘ではこれから先の病院は

血で血を洗うような時代に

突入するほど厳しくなる気がしている。

 

 

医療現場の負担は、いまピークを迎えている

 

 

コロナが流行ってから

医療機関への負荷が大きくのしかかっている。

 

通常診療に加えて

新型コロナウイルス患者のベッドを用意して

そちらの診療もしなければいけない。

定期的に流行の波がやってくるので

それにも対応が必要だ。

 

 

私は新型コロナウイルスのはじめのころ

田舎の地方都市で勤めていた。

幸いなことに爆発的な感染流行が

その街では起こることがなかった。

 

コロナが流行って以降

病院の様相は変わった。

そのときの病院は急性期の病院であり

外科の手術をバリバリしていたが

やはり患者数は激減した。

 

外来患者の制限を行わざるを得なかったこと

感染のために病院を警戒して

患者が来なくなった。

経過観察も検診も含めてである。

 

 

つまりこれが意味するところは

シンプルに2年間のうちに

罹患したであろう数の人の

治療ができていないということだ。

 

結果的に2年間のしわ寄せが

現在の医療にのしかかってきている。

コロナの終わり際である今こそが

1つ目のピークの山場である。

 

 

社会は元のペースで動き始め

医療機関も通常モードに戻りつつあるが

想定外な来院者数の増加と

明日は我が身な感染状況で

職員への負担が偏っている状態が

医療現場のリアルな現実問題である。

 

 

今後の医療現場の変化の予想

 

 

結論として、職員の疲弊という意味では

現時点がピークであることに誤りはない。

 

つまり、個人として疲弊するのはいまがピークで

だから今頑張れている人はとても偉い。

 

頑張りすぎてるうちに

感覚がバカになって頑張れなくならないように

ちゃんとハーゲンダッツでも食べて

自分を癒やしてください。

ストロベリーがおすすめです。

ゴロッと入ったイチゴを発見したときは

茶碗蒸しに入ってる栗と同じくらいこの世で

一番地味に嬉しい瞬間ですからね。

 

冗談はさておき

 

直近の見通しを考えます。

コロナで医療機関は軒並み大幅減収になりました。

収益を上げている医療機関

コロナ用のベッドに対する補助金であり

そのほとんどは公的機関になっています。

つまり、民間で経営している病院は

大幅な赤字を垂れ流しているのが現状です。

 

 

民間であれば赤字を放っておくと

そのまま潰れてしまいます。

そのため、収益を回復させることは命題です。

その職場の実力にもよりますが

装置の導入や職場の建て替えによっては

できる限り早めに増収を図りたい

もいう場合もあります。

 

これによって病院は一人でも

多く患者を増やさなければなりません。

現在の病院の傾向として

一人の患者単価を上げることは

悪であるとされ、患者数を増やすことで

収益を上げることが求められます。

 

つまり、医療現場において

生産性向上のため、単価を上げることは

税金を食いつぶすことになり

ハッキリ言って悪と見なされます。

 

 

そのため絶対数を増やすより他ないのです。

ここで問題になってくるのが日本の人口です。

誰もが知っているとおり、日本は超高齢社会です。

総人口数は減少しており

毎年50万人ほどが減っています。

高齢者の人口も現状では増加傾向ですが

そう遠くないうちに高齢者の数さえも減少する

試算が出ています。

 

 

つまり、長期的に見て

市場は縮小することになります。

そのため各病院は存続をかけた

時代に突入することになります。

 

患者を取り合いになる時代が来るため

医療を受ける側にとっては大きなメリットです。

 

対照的に働いている人にとっては

厳しいこともあります。

 

 

患者が来る条件は次です。

  1. すぐに治療してくれる
  2. キレイで装置が新しい病院
  3. 技術力の高さ、高度な医療

 

②に関してはすべての職場が

真似できるわけではありません。

 

そのため①と③で

患者数を増やすことになります。

 

③のために、職員は能力を

どんどん磨く必要はありますが

時間あたりの生産性は

上げなければなりません。

今よりも、薄利多売かつ精度も向上

しなければいけないことになります。

 

このような観点から医療従事者は

生産性から程遠い存在になるでしょう。

 

今が職員の疲弊のピークであるのなら

戦国時代の様相を呈する未来の医療は

業界全体の疲労のピークであり

そう遠い未来ではなく他人事ではありません。

 

 

少なくとも20代である私にとっては…

 

 

そしたらまた。

 

 

☆医療に関しての過去記事をまとめました。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

☆しんどくなったら逃げ道を考えるのも一つの手です。

ただ、すぐに逃げることは難しい。

フラミンゴは25mの助走できる距離がないと飛べません。

だから彼らは動物園の中から逃げることができないのです。

長い距離を設けることは人間でも同じ。

時間という距離を設ければ、私たちも今ある限界の見えている環境から

逃げ出すことも不可能ではありません。

doppy-yan.hatenablog.com