さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

メンズ化粧品の疑問。敏感肌とメンソール。私が落ち着いた商品について。

私は30年弱男性として生きてきた。

普段から疑問に感じていることは数えきれないほどある。

中でもここ最近、私の中で疑問の熱量をひそかに上げているものがある。

 

男性用の化粧品はスースーするものばかりがなぜあふれているのか?

という点だ。

 

 

1.メンズ化粧品に対するイメージ

 

メンズ化粧品となると、どういったものをイメージするだろうか。

私がパッと思い浮かべるものは、洗顔料のCMだ。

きりりと顔の整った、いまをときめく俳優が洗顔している。

顔を洗うこと自体がすでに顔をすっきりさせる気分の良い行為である。

 

それでもCMを見ると、なお一層さっぱりして見える。

役者補正なのだろう。顔を洗う行為が一層すっきりとしてみえるのは

おそらく彼らがすっきりとしているからだ。

 

洗顔している間はだれもが自分の顔を見ることができない。

洗いあがったら、絶世のイケメンに変わっているかもしれない。

CMを見た後はそんなことを考えてしまうこともある。

いつだって男は夢見がちだ。

 

せめて顔を洗っている一瞬のあいだくらいは

夢を見る無邪気さを忘れないでいたい。

 

2.メンズ化粧品とジェンダー

 

話を戻す。

それにしてもなぜ洗顔料一つとっても

メンソール入りのスースーした商品ばかりなのだろう。

もうちょっと種類があってもいいのではないだろうか?

 

私は敏感肌で、メンソール系が入った洗顔料やスプレーが苦手だ。

しばらくの間、肌がヒリヒリする。

そして絶対的に肌に良くない感じがする。

だから、身の回りの化粧品類にメンズ化粧品は一切使っていない。

 

私は男性全体の中でごく少数派なのだろうか。

とはいえ話をすると、敏感肌で悩んでいる人は周りに多くいる。

 

仮に、私がごく少数だとする。

それで、男性の大多数に売り出すのだとして

わざわざ男性用シャンプーと書く必要はあるのだろうか?

有効成分の都合で男性向けにならざるをえないのならまだしも、

清涼感だけが違うのであれば、女性にも需要があるような気がする。

 

実際、暑い夏場にクールシャンプーとして販売をしたところ

女性から高い人気があってよく売れたという話を聞く。

 

これを聞く限り、このメンズシャンプー問題は

果たしてメンズと書く必要性はあるのだろうか?と疑問を抱く。

 

男にはシャンプー、洗顔料に問わず何かにつけて

すっきりとした爽快感を与えておけばいいというような

ジェンダー的なニュアンスがあるのではないかと考えてしまう。

 

なおかつ、女性用の商品でメンソール系がないことにも疑問を抱く。

男性用とか女性用だとか指定しないで

メンソールタイプという商品を提示すれば十分ではないだろうか?

 

もっとも男性用とターゲッティングすることによって

手に取られやすくよく売れるという部分はあるのかもしれないけれど。

それでも

男性用=メンソール

という認識にはやはり違和感がある。

 

 

3.メンズ敏感肌というターゲット層の穴

 

敏感肌の私は、いつも洗顔料で悩む。

コレと決めた商品があるわけではない。

選択肢の中で残った商品を選んでいるだけなのだ。

 

私が使用しているのは

ビオレの敏感肌用の洗顔料と無印良品の敏感肌用化粧水だ。

かれこれ何年も使用しているのにも関わらず

いまだにコレといった商品が見つかっていない。

 

アレッポの石鹸が敏感肌にいいという話を聞いたが

いま果たしてアレッポで石鹸は作られているのだろうか。

ふと疑問を抱く。

 

いずれにせよ敏感肌用の商品は

もう少し多くても良いような気がする。

これほど周りに敏感肌で悩んでいる人が多いのに

なぜ化粧品だけは代わり映えしないのだろう。

 

非常に不思議だ。

敏感肌用の化粧品はどれも優しいパッケージだ。

母性的なサーモンピンクのカラーリングをしている。

30歳を目前とした独身男性には、やや恥ずかしい瞬間がある。

もうちょっといろいろな商品があれば、手に取りやすいパッケージも

増えるのではないだろうか、なんて考える。

 

いずれにせよ男性向けの商品のうち

多少は敏感肌の人にも歩み寄ってくれる寛容さがほしい。

男性用の、男性から省かれたような感覚はやや寂しい。

 

そもそも夏場はまだしも冬場まで

メンソールのシャンプーである意味はあるのだろうか?

 

疑問はつきない。

 

 

そしたらまた。

 

 

◎顔周りのメンテナンスという意味と、相手に与える印象論という観点で

床屋さんが優れているということを解説しています。こちらからどうぞ。

doppy-yan.hatenablog.com

 

◎若白髪があるというあなたへ。

具体的な解決策を書いているわけではありませんが

同じ悩みを抱えている方に。気持ちが少しでも晴れれば。ぜひ。

doppy-yan.hatenablog.com