さとブログ

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超過勤務のマイルール。平日の可処分時間を取り戻せ!

超過勤務のマイルール。平日の可処分時間を取り戻せ!

社会人は、毎日7時間以上、週5日程度を仕事に費やしています。

それでもなお、仕事に追われ、越えなければいけない毎月のノルマや

締め切りのある仕事と責任を感じて消耗しがちです。

 

私は病院で働く放射線技師です。

病院はノルマや締め切りなどはあまり少ない職場です。

しかし、急病や他院で手に負えない疾患の患者が救急搬送されてくることがあります。

そのため、当日の仕事は勤務終了間際になるまで読めないという特徴があります。

 

私の職場も急遽、夕方から長丁場の仕事が入ることがあります。

医療職は、突然仕事が舞い込み、当日になって予定が狂うことは少なくありません。

そんな私が、いろいろ実践した結果にたどり着いた

超過勤務がある日のマイルールについて今日は書いていきます。

 

可処分時間という概念を知っていますか?

可処分時間とは一日のうち生活に欠かせない要素を除いた時間のことです。

ごはんを食べる。眠る。食事をする。通勤する。仕事をする。

などの欠かせない要素を差し引いた時間を指します。

 

総務省の統計によると、余暇時間は30代で最も少なくなることがわかっています。

そして60代以降になると急激に伸びていくことがわかります。

 

統計局ホームページ/社会生活基本調査トピックス-国民のライフスタイル (stat.go.jp) https://www.stat.go.jp/data/shakai/1996/3-4.html#05e74-2

 

つまり働き盛りの世代で時間が少なく、子どもがいる30代以降で最も可処分時間が確保しにくくなることが言えます。

かつての生活を「メシ、フロ、ネル」であったと述べているのは、立命館アジア太平洋大学の学長である出口治明さんです。

出口さんが言っている通り、確かに昔の人はそのような生活でよかったのでしょう。

 

ですが、現代人は考えることが多すぎます。

仕事面では

新しい知識のアップデートをして仕事をする。

イノベーションによる新技術を身に着ける。

プライベートでは

インフレをどのようにやりくりしていくか。

将来に対するぬぐえない不安感。

 

考えることが増える割に、考えなくてもいいことは、さほど増えていません。

よって「メシ、フロ、ネル」の生活では足りない時代がやってきたということなのです。

だからこそ、生活の時間にじわじわと侵食する仕事の時間に立ち向かう必要があります。

 

よって私はマイルールを決めました。

それは

「1時間半以上の超過勤務をした日は自炊をしない」

ということです。

1時間半と指定している理由は、それが自炊に要する時間だからです。

自炊は献立を考えるところから、食材選び、

調理をして洗い物をするところまでの時間を含みます。

これを計算すると、ざっと1時間半ほどです。

自炊に関する時間については次のコラムで解説しました。

こちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

 

つまり仕事をした時間と自炊という家事労働をした時間を

同じ労働とみなすということです。

これにより可処分時間を確保することができます。

 

減ってしまった可処分時間はやがて休日に対する絶対的な特別視につながります。

これでは平日に鬱々してしまい、週末ばかりを待つ生活になります。

このような生活は悲しくありませんか?

だからこそ、平日にも自分が自由に使える時間を確保するということが重要なのです。

 

超過勤務分はそもそも本来仕事ではなかった部分です。

手に入るはずのなかった収入であるならば、それは家事労働をしていた時間と同義といえるでしょう。つまり、その分の収入を使っても贅沢のうちに入りません。

あくまでも時間を収入に変換したまでの話です。

それであれば収入をまた時間に戻しても何ら問題はありません。

決して怠惰ではないのです。

 

お金より時間が大事だと思う私は

積極的に再度時間に戻すべきだと考えています。

 

そして可処分時間を確保すべきです。

可処分時間でスーパー銭湯で癒される。

カフェでゆっくりする。

好きなだけスマホゲームをする。

資格の勉強に精を出す。

どれも等しく、時間の有効活用です。

大事なことは

自分の好きなように時間を過ごすことが、心の体力を回復させるということです。

 

こうすれば、休日のために毎日仕事をするような

身を削る働き方を避けることができます。

 

だからこそ、私たちは可処分時間を守り切らねばなりません。

楽しく仕事をする。楽しく暮らす。

そのためにはある程度、余暇の時間を確保することが大切なのです。

 

そしたらまた。