生まれて18年間を田舎で過ごした私が考える、田舎移住のメリットは何か?
私は地方出身です。
高校を卒業するまでの18年間を
電車が通っていないまちで暮らしてきました。
近場の10万人都市まで車で1時間半もかかる田舎で
ボウリング場や映画館がなく
草原のど真ん中にあるスーパーの
ゲームセンターコーナーで女子高校生が
プリクラを撮っているような街で生まれ育ちました。
その後私は大学、社会人で20万人都市
転職して100万人都市へと移り住んできました。
田舎のデメリットも良いところも
都会の良いところも悪いところも
身に染みて理解してきた私の目線から見た
田舎の誇れるところを2つ解説していきます。
1 金銭コスト、時間コストを大幅カットできる
都会に住むことの大きな問題は何か?
その問題は家に関することです。
東京24区内の物件で2LDKの部屋に住むとなると
値段としては10万円台後半くらいになります。
また、部屋のコストを優先した物件を探した場合
今度問題になってくるのは、通勤時間です。
通勤に1時間かかるのは都会においては比較的普通の話であり
2020年の国民生活時間調査では
往復で要する時間が平均1時間21分と発表されています。
あくまで平均値であることから
都会においてはこれ以上の時間を要していることでしょう。
都会の問題点は高すぎる家賃と長すぎる通勤時間です。
その点田舎では、この問題はほぼ無視できます。
家賃は圧倒的に安いです。
1LDKの物件であれば5万円でそこそこな物件が見つかり
6万円出せば、40平米の部屋が見つかります。
住む環境の費用を抑えることができるのは大きなメリットの一つです。
また、通勤時間も比較的抑えることができます。
家賃のために遠いところに住む必要がなくなるため
通勤時間も大きく減らすことができます。
金銭と時間のコストカットができるところは
田舎における大きなメリットの一つです。
2 自分の欲しい生活を手に入れやすい
田舎は豊かな暮らしができます。
田舎は一人当たりのスペースが広いです。
寝ても冷めてもどこかに人の存在を感じる都会では
息苦しくなる瞬間もあります。
朝、地下鉄のラッシュに巻き込まれることもなければ
特売日のスーパーも過剰なほどの混雑っぷりを見せません。
そして空気も水もおいしいです。
田舎は何もありませんが、何もないがあるのです。
何もかもが気にならないほど
すべてのものが本来の自然な姿としてある証拠です。
それを利用することで、自分で作物を育てた生活もできれば
ちょっとしたカフェを開くような生活もよいでしょう。
自由度が高く贅沢で、生活に自分の色を落とし込めるのは
田舎だからこその魅力です。
3 田舎だから見える景色
私は田舎に生まれてよかったと思っています。
それは、どこか懐かしいような田舎像が
実際に脳裏で鮮明に思い浮かべられるからです。
心の中に田舎をもつこと。
心のふるさとが実像として捉えられていることは
支えになるのです。
できれば一度田舎に住んでみたらいいのではないか
と私は考えています。
実際に住んでみないと見えてこない景色もあるし
定住こそしなくても
心に描いた田舎のリアルな景色のワンシーンに
救われることもあるのです。
そしたらまた。
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