さとブログ

アラサー独身男。日々の学び。毎日更新。

1万円のTシャツを買って得た知見。社会人の私服は量より質でいい。

今日は洋服の話について。

夏場は毎日Tシャツ、秋はYシャツにジャケット

のスタイルが多い私はシャツをいっぱい持っています。

 

オール柄。ボーダー。無地白。チェック柄。

 

昨年の夏、Tシャツの多さにギョッとして断捨離をしました。

 

1 私服の断捨離をして気づいたこと

本心では捨ててしまいたくなかったのですが

結局のところ、たんすとクローゼットの肥やしでしかなかったため

心を鬼にして捨てました。

ワンシーズンに数回しか着ないものは容赦なく捨てました。

 

 

いざ捨ててみて、要るものだけを残すと

不思議と新たに服がほしくなりました。

 

よくよく考えると、私服にも自分なりのベタなパターンがあり

冒険していないということに気づいたのです。

 

社会人としては中堅職員。

若々しい印象よりも、そろそろ大人らしく見られたい。

そういう服を纏いたいと考えていました。

 

社会人になると大学生とは異なり

休日に着るカジュアルな服の出番はめっきり減りました。

そこから量やレパートリーを優先する必要はなく

量より質と捉えてもいいのではないかと気づきました。

 

 

そうして出会ったのが、1万円の黒シャツです。

超有名ブランドではありませんが

シルエットのよさや、ワンポイントの胸ポケット

かすかに青みのかかった透明なボタン。

 

久しぶりに完全な一目惚れで洋服を買いました。

 

2 1万円のTシャツを買って得た知見

いざ着てみると非常に学びが多かったです。

以下に列挙します。

 

①値の張るものは品質がよい

②愛着が湧いた、洋服のヒストリー化

③生活スキル向上(洗濯、クリーニングの知識)

④一目惚れの満足度の高さ

 

 

①に関しては当然のことでしょうが

全く型くずれの気配がなく、買ったときのまま美しいシルエットで驚きました。

 

②については、高いということを意識することにより愛着が湧いたことです。

洋服が自分の中でヒストリー化するというのことは、

ファストファッションのブランドでは成立しない愛着形成です。

その洋服を見ると、その当時の記憶が思い起こされます。

これはとても情緒的で私はとても嬉しい経験でした。

 

 

この買い物をして、得た最大の知見は④でした。

一目惚れは感性です。

そして感性を阻むのは経済的理由、要するに打算です。

 

感性というものは、瞬時の好き嫌いや直感などをすべて含めて気づくことです。

直感とは、潜在的に自分が気づいている経験知、体験知の集合体です。

その判定を瞬時に下しているのが感性です。

 

実際に経験上、直感に任せて選択した行動が

いい結果を結ぶということに実感がある人は少なくありません。

 

妥協点がなく一目惚れをして素敵だと思えた洋服は

飽きることなくタンスの肥やしになりません。

これは結果的に、無駄な買い物をしなくなります。

エコであり経済的でもあります。

 

この経験のミソは

ただ高いものがいいということではない点です。

自分の感性に刺さるもの、これだと思うようなセンサーが

反応するまで模索しつづけることが重要なのです。

 

 

そしたらまた。

 

 

◎洋服における多様性の話です。

巷のメンズファッションに個人差がなく、面白くないことの理由について解説しました。

こちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com

 

◎男性の下着論です。興味があればこちらからどうぞ。

 

doppy-yan.hatenablog.com